2016-12-16 献上 詩 (詩) 私がとうに自分の全てを 軽んじていたことを どうして見抜かれたのですか 美しい方は不思議 特別な力を持っている 何一つ憎むところがない 髪に花を飾る 歌う 舞う 贈り物を考える 見返りは求めない 苦しいとは どういうことだったろう 凍りつく夜に 探し回ったのは言葉 かじかんだ手で紡ぐ詩 美しい方へ 最後に 献上しましょう