眠りの南

正座したまま一時間眠れる、そんな主婦の、読み書きと猫の日々

夢素材

走り去る夢

(眠って見た夢を素材に、短い小説) 数多ある未来に向かい走り去る 君の名前に旗を振りたり 味方の陣地まで、あと100メートル余り。 電波の異常か、この二日間味方と連絡がつかない。 「あっちも二人だな、街道からずっと追いてきた奴らだ。」 隊長が木の…

美しき人たち

一年以上もお休みしていましたが、 今日帰ってまいりました。 またよろしくお願いいたします。 しばらくは、眠って見た夢をもとにした、 短い小説を書きたいと思います。 (眠って見た夢を素材に、短い小説) 紅さした空に浮き出て美人らは 望のままの未来説…

さっちゃん

(眠って見た夢を素材に、短い小説) いいお天気だね、さっちゃん。あんなに青い空。 このあたり全部、昔のままだね。田んぼも、原っぱも。 さっちゃん、ほんとにモデルやめて、こっちに帰って来るの? そうかあ、うん、さっちゃんが決めたことだから、きっ…

宿舎

(眠って見た夢を素材に、短い小説) “ふわふわさん”と呼ばれていたの。 本当に、ふわふわした女の子だったわ、私。 末っ子で、家で甘やかされて育てられた。 学校でも、友達がよく面倒を見てくれた。 大好きな彼氏も、私の世話をするのが好きって言っていた…

長い旅

(眠って見た夢を素材に、短い小説) 北側の窓から見る草原は、初夏の陽を浴びて、まばゆい程に輝いている。 そのずっと向こうには、東西に延びた道がある。 その道を東から来て、途中で南に折れて、車は帰って来る。 パパとママが帰って来る。 私は、広い階…